BTOパソコンは…

Build to Orderを略称してBTOと呼ばれています。BTOパソコンの仕組みは注文を受けてから組み立てを行うため受注生産を意味するのがBTOです。

BTOパソコンを注文〜購入までの流れを簡単に説明すると…

  • BTOサイトで好みのパソコンを見つける
  • インターネット上で各パーツをカスタマイズする(任意)
  • 注文を受けたBTOは注文通りのスペックでパソコンを組み立て
  • 完成したら出荷を開始
  • 自宅にBTOパソコンが届く
  • 配線、初期設定をして使用ができるようになる

基本的にBTOメーカーは店舗を持っている企業もありますが一般的にはインターネット注文が主流になります。店舗にいってもカスタマイズをすればその場でパソコンを引き取ることができないのでネット注文が主流になります。

自作PCとBTOパソコンの違い

自作PCは自分でパーツを選び、注文して組み立てまでを全て自己責任で行います。パーツへの保証は付きますがパソコンの動作がおかしくても誰も保証はしてくれません。

自由度がBTOよりも高いといえますがリスクが高く敷居が高い。つまり初心者がやろうと思うと自作PCは非常に難易度が高いパソコンとなります。

逆にBTOパソコンは経験豊かなスタッフがパーツを厳選して最初から相性の悪いパーツなどは組み合わせができないようになっています。パーツはBTOメーカーで取り扱いのあるパーツしか使えませんが豊富なカスタマイズパーツを取り扱いしています。

組み立ては専門工場で組み立てられて出荷されます。そして多くは1年保証がパソコンにつきます。追加費用を払うことで保証期間を2年〜3年に引き延ばすことも可能です。

BTOパソコンは自作、メーカー製PCのちょうど中間にくるような位置づけと言われています。自作ほど敷居は低くなくメーカー製PCを買うよりは多少の知識が必要といった感じです。

そしてメーカー製PCより自分好みにカスタマイズができて自由度が高い反面、自作に比べると自由度が下がるのがBTOパソコンです。ある意味、自作、メーカー製PCの良い部分を抽出しているのがBTOパソコンと言えます。

気になる価格に関してもメーカー製PCよりコストが安く下手をしたら自作よりもコスパが良いパソコンもあります。特に一般向けではない特別なパソコンの使い方をする方にとっては非常にコスパに優れたパソコンの取扱が豊富でもあります。

インターネット注文によるBTOパソコンのメリット・デメリット

BTOパソコンはインターネット注文が主流になっています。今まで店舗に向かってパソコンを購入していた人にとっては少し複雑な感じがするかもしれません。

ここではインターネット注文によるBTOパソコンのメリット・デメリットについて解説をしていきます。

メリット

  • ネットで気軽に自分の好みに近いスペックのパソコンを注文できる
  • 販売者、製造者が同一。また店舗を持たないBTOもあるので安くPCが買える
  • BTOでは不要なソフトがインストールされていない
  • キャンペーン時は非常にお得になっている
  • 自分好みのデザインを選べる
  • ネット注文ならウザい店員の説明など聞かなくて済む

上記はインターネット注文のメリットでもありBTOパソコンのメリットでもあります。スタッフの説明を聞いてパソコン購入をしたい方はBTOに向きませんがある程度の知識があって自分好みのパソコンを作りたい方にBTOは非常にメリットがあります。

デメリット

  • インターネット注文は実機が見れない
  • 受注生産のため届くまで日数がかかる

ネット注文は実機を写真で見ることしかできません。どうしても実機が見たい場合は店舗に出向いて確認するかしっかりと寸法を調べる必要があります。また注文してから組み立てを行うシステムなのでどうしても自宅にパソコンが届くには日数がかかります。

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